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Kindleで楽しい自炊生活 完結編

おはようございます。@mktozkです。

さて、今回の記事は以前の続きです。 前回は本の分解と裁断、スキャンを行いました。

mktozk.hateblo.jp

今回は、データを前処理して、電子書籍を作成します。堂々の完結編です。


画像圧縮

スキャンした画像はサイズが大きいので、データを圧縮します。 今回はRalpha Image Resizerを使ってみました。一括圧縮ができるソフトなら何でも良いです。

長辺のサイズが1280pxになるように圧縮します(なぜ1280pxなのかは後々説明)。 追記 (2015-11-11) id:kyukyunyorituryo さんのコメントより、1280px以上の解像度でも電子書籍化が可能ということがわかりました(手元で確認済み)。したがって、ここではお好きなようにリサイズしてください。

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電子書籍作成

さて、前準備が済んだので、いよいよ画像を電子書籍にします。

ところで、どのフォーマットが良い?

電子書籍で使われるフォーマットはzipやpdfなどがあります。特にpdfが広く使われています。

Kindle電子書籍を楽しむことが今回の目的なので、Kindle標準フォーマットであるmobiを選択しました。

いざ作成

電子書籍作成ソフトはAmazon謹製のKindle Comic Creator(以下KC2)を使います *1

KC2を起動して、新しい本を作成を選択します。

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最大サイズは1280pxになっています。本は縦長なので、h(高さ)を最大の1280pxにセットします。

次にw(横幅)を決めます。 さて、前回の記事で裁断時のアスペクト比を横:縦=1:1.45にしましたね。 したがって、1280/1.45=882.7より、w(横幅)は880pxになります。

追記 (2015-11-11) 1280pxより大きい場合はこのままでOKです。もし、1280px以下にリサイズした場合は、長辺の大きさをxにリサイズした場合、h=x、w=x/1.45の値を入力してください。

ここの設定を誤ると本の余白が多めに表示されるので注意です。

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タイトルや著者名などのメタデータはお好みで。

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メタデータを入力して次に進むと、画像を選択する画面が出てきます。 書籍化したい画像を全て選択すると、読み込まれます。

ページ設定から見開きページを指定します。

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ビルド > ビルド&プレビュー電子書籍が作成されます。画像枚数が多いほど時間も掛かりますので、気長に待ちましょう。

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出力先のフォルダに.mobiファイルが作成されます(他の関連ファイルは今回は不要)。このファイルをお使いのKindle端末に移動すれば本が読めます。

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Kindleで読書

私は普段、Xperia Z UltraでKindle for Androidを使って読んでいます。

Get it on Google Play

この端末で実際に読んでみましょう。

先ほどのファイルを内部ストレージのkindleフォルダ(私の端末では/storage/emulated/0/kindle)内にコピーします。

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Kindleアプリを起動すると、電子書籍が無事に読み込まれています。

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開くとこんな感じに表示されます。

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見開きページもバッチリ!

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拡大しても問題なし!

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自炊できました!お疲れ様でした!!


おわりに

無事に紙の本を電子書籍に変換して、Kindle上で読むことができました *2

電子書籍を作成するにあたり自炊方法を調べてみると、様々な選択肢があり、とても迷いました。 なので、今回の一連の記事はなぜそうするのか?の説明に重点を置きました。 今後自炊される方の参考になればと思います。

*1:他の電子書籍作成ソフトでおすすめなのはChainLPです。 機能が充実しており、様々なことができます。 しかし、mobi出力機能はオマケと作者は言っており、また開発も停滞気味なので、今後を考えるとKC2がベストだと思います。

*2:本当はKindleパーソナル・ドキュメントサービス を利用できるように、ファイルサイズを50MB以内に抑えるところまで行いたかったのですが、さすがに約300MBを1/6にするのは無理でした。 ちなみに、KindleStripを使えば約1/2くらいまで縮小できます。 実践したい方はここを参考にするか、Google先生で検索!